令和元年度 自己評価・学校関係者評価報告書

1.本園の教育目標

〈教育目標〉

1.自由に物事を考え、自分の意見を自由に言える子

2.独立した行動ができ、責任の持てる子

3.創造主を敬い、人を思いやり愛せる創造的な子

〈信条〉

誰からも愛せるだけでなく、誰でも愛せる人に。他の者を認め柔軟な心と強い信念を持った人。

ヒカリが闇に輝くと同様、希望が失望に決して終わらない事を信じ、自分の道を切り開いて行ける人。

2.本年度、重点的に取り組む目標

教育課程の内容を確認

し、教職員の共通理解をはかり、教育の質を高めるとともに、自らが客観的に自園を見る目を養い、施設の改善、教育内容の改善に主体的に取り組んでいくことを目標とする。

3.評価項目の達成及び取り組み状況

評価項目

               評  価          取組状況
                 1  

こども園の教育方針に基づき                   教育課程を作成して 見直し改善を図る。

  B 教育要領の理解をし全職員で幼児の発達や実態に合わせて保育を進めていけるよう努め話し合い、ねらいや内容の見直しを行った
  2 教育の質の向上のために、園内研修を充実させる。    B  幼児の発達の姿をとらえるための研修を定期的に実施するとともに、日々の子供の姿について話し合う機会を毎日の職員会で持つようにし、職員全体で共通理解ができるように努めている。その結果、幼児の発達理解が深まった。
  3               園だよりや園内研修をとおして、子供の情報を発信していく。    B  

園の教育方針や取り組みを情報発信するように園だよりに記載し、行事や日頃の子供たちの様子を園のホームページにのせているなど積極的に取り組んでいる。

  4               園の施設・設備・遊具の安全点検、改善のための体制つくり。    B  

施設・設備・園庭遊具の安全を、毎月確認し、少しでも危険が予測される場合は、速やかに改善する。(安全点検表が各学年ごとにあることでチェックのもれがないようになる。)

  5  

子どもの良さを認めて評価しようとしている。

   A  一人ひとりのこどもの子どもの良さを認め、教諭が客観的に子どもを見る目を養うように努めている。
  6 食育を通して物の大切さを 知らせる。    A                              園で採れた野菜や米を料理し食べることで、食への興味や大切さを感じる子を育てる。その結果、好き嫌いや食べず嫌いの子が減っている。
  7  

障がいのある幼児について理解を深め、特別支援教育を推進する。

  A  

特別支援教育を推進することは、障害がある子どもだけではなく、健常児への指導の充実にも値することなのであるという考えでクラス運営を行っている。

評価(A・十分に成果があった B・成果があった C・成果がなかった)

4.学校評価の具体的な目標や計画の総合的な評価結果

 

                  評 価

       理由
       B 教職員一人ひとりが取り組むべき学校評価の趣旨を理解し自己評価し、取り組み状況を話し合うことを通して本園としての方針を明確にすることが出来た。さらに充実した実践が出来るように努力を重ねて行きたい。施設面では、子どもたちが安心安全に遊べる環境になるように努力していきたい。また、更なる質の向上にむけた課題も明確になった。

 

 

5.今後取り組むべき課題

 

    課   題         具体的な取り組み方法
                         家庭との連携及び情報公開の方法  保護者と保育者、保護者同士、こども園と地域のつながりを目的とし、できるだけ実際の参加を促し、それぞれの機能を高め信頼のもと保育が進むように行うものとする。現在ホームページや園だより、参観日などを通して保護者への通知・案内には取り組んでいるが、情報発信の内容をより詳しく出来るよう検討していく。
 指導計画の編成  指導計画を作成する際に、園を取り巻く環境や子どもの実態に即した新たな指導計画の編成に取り組んでいく。
 安全管理の対策  地震、災害、不審者避難訓練の年間計画の見直し、施設面での対応、教職員の意識付けをし、安全点検と合わせて行っていく。(特に地震による津波に関しての避難)
 幼少接続  幼稚園と小学校の教諭が共に学ぶ機会を持ち、幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」を共有して教育の接続を図る。

6.学校関係者の評価

子どもたちがのびのびと自己を表現できる豊かな環境で生活している様子が見られた。本園の教育目標のもと一人ひとりを大切にしたきめ細かい保育がなされ、子どもを中心に園づくりがされている様子は大変好ましい。今後も期待して園の成長を確認していきたい。